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Posted by naturum at

2015年08月08日

3フックでシャロー攻略、メソッド公開(ボート編)

皆さん、こんにちは‼
J-CREWのジャイアンですヽ(*´∀`)ノ

前回のブログではBlueBlueのルアーを使ったボートからの釣りをご紹介しましたが、そこで告知した通り、ボートからの3フックルアーを用いたシャロー攻略メソッドを公開致します‼
長編ですので、心して読んで下さいね(^_^;)


皆さんは3フックシステムのルアーって使われていますか?
沖縄では陸っぱりからのタチウオなどに使われている人もいると思いますが、それを水深僅か数mのシャローで使っている人は少ないのではないでしょうか?
沖縄の釣具屋さんではほとんど見かけない種類となりますが、使い方によってはそのアピール力から爆発的な釣果を生み出せるルアーでもあります。

では3フックシステムのルアー、例えば…

BlueBlue Blooowin140S

Rapala MaxRap LongRange minnow(MXLM12)

上記のようなルアーになってきますが、シャローエリアで使用する場合、どうしてもサイズやフックの多さ故の根がかり等が気になって、これらのルアーをチョイスするのを躊躇してしまうでしょう。

しかしながら、こういったルアーはセンターのフックが根がかりすることはほぼ皆無に近く、大抵がリトリーブ中にリーフや岩等のストラクチャーに頭から突っ込んで抜けなくなるか、長いフォールを入れて着底感が分からずにフックが根がかりしてしまうパターンが非常に多いのです。これは3フックシステムのルアーでなくとも、2フックやスプーン、ジグヘッドにだって言える事なんですよね(^_^;)

”確かにこんなサイズのベイトって少ない。いや、むしろ居ないに等しい”

『じゃ、何故お勧めするの?』って声も聞こえて来そうですが、それにはちゃんとした理由があります!!

①絶大なアピール力
 大きなボディから発せられる強烈なフラッシングとウォブンロール!! 味も匂いも無いハードルアーですから、アピール力は絶対必須。
 確かに『マッチ・ザ・ベイト』も重要かも知れませんが、遠くの魚に対してアピールしたり、飢えた魚に食い気を与えるには十分すぎると思います。
 実際、マイクロベイトが群れている場所やそういったナブラでも、大型のフエフキ系や回遊魚がヒットしてきた事がありました。

②高いホールド力
 いざヒットして、ファイトに持ち込んだ際に痛恨のフックオフ・・・。なんて事はありませんか? 実は自分、そのパターンがとっても多いんです。
 これはラインテンションや魚の掛かりによるものも多いと思いますが、やり取りを少し考えれば、2フックよりも3フックの方がアシストするフックが多くなる為にバレが少なくなります。もちろん、魚を傷つけてしまう可能性もありますが、確実に獲って迅速にリリースする方が、魚にとっても良い事であると思います。

③圧倒的な飛距離
 ボートから攻めるシャローリーフ、船が寄るプレッシャーで沈むナブラ、こんなシチュエーションってありますよね?
 そんな時、不安定なボートの上からロングキャストをする事は結構難しいんですが、こういった3フックシステムを採用しているルアーはウェイトも少し重く、軽いキャストでも飛距離が出やすい設計をされているものが多いです。しかしながら、重さの割に沈降速度もしっかりと考えられていたり、レンジキープ力が優れていたりと至れり尽くせりな仕様で店頭に並んでいるものが多いのです。


『ルアー選択、いつするの?』
さて、何故3フックを選ぶかはお分かり頂けたと思いますが、ではどういったシチュエーションでチョイスすべきか。これが問題になってくると思います。
私の場合、船長指示の水深とそれぞれのルアーが持つ潜航深度を基準として選んでいます。もちろん、ボートからキャストする場合はルアーは必然的に上(ロッドティップ)に向かって斜めに泳いできますから、そんな場合は基本、ロッドを立てた状態でルアーが沈み込まないようにしているだけですが、潜航深度の深いルアーをロッドでコントロールする事もあります。

『どんな場面で、どんなアクションを入れるか?』
リーフ等のシャローでキャストする際、良く見受けられるのがアクションを何も入れない通称”ただ引き”ですが、もちろんコレでも釣れなくはありません。
しかし、大型を狙う場合、何らかのアクションを入れた方が反応が良いように思います。
ここでお勧めなのが、ジャークメソッドです‼ 力強く縦ジャークを入れ、ルアーをギラつかせることで見切りの早い大型にスイッチを入れ、ルアーが止まった一瞬に乱暴にひったくられる事が多いです。また、ウェーディング時と同様に、根際でのトゥイッチからストップ(フォール)も有効な事が分かってきました。

『じゃ、タックルは強め?』
タックルに関しては、以前のジャイアンメソッドと同等クラスで全然問題ありません。もちろん、強めのシーバスロッドやシイラ用でも構いません。
とにかく、ルアーをキビキビとジャークできるロッドならばOKです。しかし、あまり長いと疲れの原因になりますから、やはり短い(7~9ft.未満)ぐらいが扱いやすいと思います。
また、ロッドだけで言えば、ティップは少し柔らかめでベリーからバットにかけて張りのあるロッドをお勧めします。
自分はLure Shop Boggy Original ENO77Sや87Sを使っています。

ジャイアンメソッドと大きく違う点といえばドラグ値で、やはり根際での攻防となりますので、ドラグは強めに設定しています。

『やりとりはどんな感じ?』
基本、シャローでのやりとりはゴリ巻きのパワーファイトです。大型になればなるほど、根に向かって直行する為、ゆっくりやりとりしている時間はありません。
アワセたらロッドの角度に注意しながら、とくかくリールを巻く‼
『相手に主導権を与えたら負け』ぐらいの覚悟でやりとりしてください。


長文になりましたので、詳しく聞きたい方はジャイアンまでお問い合わせ下さい(・∀・)b


どうですか?
皆さんも3フックシステムのルアー、使ってみたくないですか?
苦手意識だけで、こんなに釣れるルアーを使わないのはもったいない!









  
Posted by F.G.S.J-CREW at 11:24Comments(0)考察

2015年07月26日

ボートでナイトキャスティングの裏ワザ?公開

皆さん、こんにちわ。
J-CREWのジャイアンですヽ(*´∀`)ノ

今日もブログ更新します!!

今回はナイトキャスティングの裏ワザ?です。昼間のキャスティングにも相通じるものが多いので、是非ともご一読下さい<(_ _)>
以前同様、ご存知の方も最後までお付き合いをお願い致します(^_^;)

ちなみにナイトキャスティングのメソッドやアクションは前回のブログ『ボートでフィッシング、メソッド?公開』で紹介したものと同じです(*´∀`*)

①着底感 → 確実に着底の分かるラインとルアー選び。
 夜はモンスター級の魚が出るかも!? そんな期待を胸に太いラインを使ってしまうと、着底感が分からなかったりして、確実にルアーを失います。最低限の太さは準備の段階で船長に確認して、あとは出来るだけ扱い慣れた号数で挑むのがベストです。
 もちろんの事ながら、PEラインを使用しましょう。リーダーは感度重視でフロロをお勧めしますが、リーダーが短めの方はナイロンでも問題ないと思います。リーダーは70cm以下になれば結び直した方が無難です。
 着底感が分かりづらい場合は、ルアーのサイズを上げるよりもウェイトを増やして着底感を得ましょう。着底後、すぐにアクションを入れれば、根がかりは格段に減ります。
 このメソッドの場合、根がかりの多くは着底感を得られない事による海底でのルアー放置が原因になる事が多いです。
 また、昼間でしたらラインのテンションで着底感を得ることも出来ますので、初心者の方は先ずは昼間のボートで感覚を慣らして下さい。

②フォール姿勢 → 複雑な潮流に負けないルアー選び。
 このメソッドはルアーを着底させ、複数回のアクションの後のテンションフォールでバイトを拾っていく釣り方です。従って、リーフの複雑な潮流等によって姿勢を崩してしまうようなルアーでは、バイトがあっても弾いてしまったり、掛かりが浅く、バラしに繋がる事が多いです。もちろん、ジグを使う場合はヒラヒラフォールが基本となりますが、リアバランスのジグ等を用いる時はジャーク後のラインスラッグで一瞬のバックスライドからのテンションフォール、センターバランスのジグを用いる場合は常にラインを張ったテンションフォールのイメージが出来れば、アタリも非常に分かり易く、必然的に釣果に繋がると思います。
 また、昼間のボートでは、ルアーを高く跳ね上げ、ゆっくりフォールさせると大型が出にくい傾向が見受けられます。これは恐らく、ルアーを見せる時間が長いので、魚がルアーと見切ってしまう為と考えられますが、沖縄のような透明度の高い地域では、どうしても仕方ないのかも知れません。そういう場合は早いアクションと早いフォールでリアクションバイトを誘発させましょう。

③フックのセッティング → 効率的なフッキング
 シャローから水深20m程度でジグをキャスティングする場合、フックの本数を増やせば増やすだけ、比例して根がかり率が上がります。ですから、現在スロージギングの世界で行われているような前後のフックシステム等は使いません。もちろん、ヒット数は下がりますが、何よりバイトが半端なく多いので、確実にヒットに持ち込める率が高いのです。
 ちなみに自分のシステムは・・・
シーライド逆付でリアバランス。リアにのみアシストフックをセット。

スーパーGOMOKUジグスリム正付でセンターバランス。フロントのみにアシストフックをセット。

 この様なフックシステムで挑んでいます。

 また、鉄板系バイブレーションを使う場合は、ダブルフックにしたり、アシストフックに・・・という事はしていません。
 強いて言えば、フックを刺さりの良いVMC7554に交換したりして、折角のバイトをモノにできるように調整しています。 


釣りは自然が相手となりますので、『これが正解!!』という明確な答えではありませんが、皆さんのお役に立てたら幸いです!!
みんなで良い釣りしましょうね~ヽ(*´∀`)ノ

それから・・・
先日、沖縄でも痛たましい水難事故が起こりました。
ご冥福をお祈りするとともに、教訓として気を引き締めて行きたいと思います。

釣り人のみならず、水辺に近づく際には、面倒でもライフジャケットを着用しましょう。
安全で、楽しい水遊びを!!

それではまた~(ヾ(´・ω・`)



  
Posted by F.G.S.J-CREW at 10:55Comments(0)考察

2015年07月14日

ボートでフィッシング、メソッド?公開

皆さん、こんにちわ。
J-CREWのジャイアンですヽ(*´∀`)ノ

沖縄は台風9号も過ぎ、落ち着きを取り戻していますが、今後の台風の動きが気になるところです(^_^;)

さて先日、寄宮2号艇でのボートフィッシングの模様をブログにて紹介しましたが、公開後、6~20mのディープエリアでの対フエフキ用メソッドを聞かれる事が多くなりましたので、簡単に説明したいと思います。
また、あくまでも個人的メソッドですので、上級者の方も『こんな事ぐらい知ってるよ』と仰らずに、最後までお付き合い下さい(^_^;)


それでは前置きから・・・

先ず、ジャイアンメソッドに必要な基本的なタックルです。
エッジ攻略タックル

早い潮流や強風にも負けず、着底やアタリがしっかり取れる事が重要ですが、最終的には自分の体力等に合った『1日使っても疲れにくいタックル選び』が重要です。

個人的にボートフィッシングでは、あまり長尺のロッドは好きではありません。それは船内での取り回しも悪さや着底感、アタリの取りにくさが格段に上がるからです。
リールは船長のフォローも考慮してPE1.5号が150m巻ければ良しですが、4000番台が主力となり、回収速度を早めて手前の根を交わす為にも、極力HGかXGを選ぶようにしています。ちなみにドラグ値は決めていませんが、結構緩めで、場合に応じてハンドドラグで耐えています。
(長尺ロッドやPE2号以上となると、フォール中にラインが船に引っ張られたり、潮で押されたりと初心者には色々難しくなってきますので注意が必要です。)



では、肝心となる船と潮の動きによる釣り方ですが、ここでは風・潮が同調の場合の説明をします。
船の流し方

図中には4本のキャスティングコースが描かれていますが、ジャイアンメソッドでは上から2~4本目のキャスティングコースを狙います。2本目は比較的浅く、4本目は20mか、それ以深と考えて下さい。

風・潮が同調の場合、着底感も分かり易く、船がどんどん新規ポイント上を通過しますので、飛躍的に釣果を伸ばすことが出来ます。
根がかりしても暫く待機すれば、船が自ずと寄って行きます。その結果、根がかりを外すことも出来るのでロスト量はかなり減り、気持ち的にも余裕ができ、積極的に攻める事が出来るので、ボート初心者の方にも釣り易いと思います。
また、ロングキャストした先の海底形状が分からない場合は、船長の水深アドバイスも考慮して、ある程度の水深を想定してカウントし、出来る限り底付近を攻めるイメージを持てれば、釣果に繋がります。



さて、ここからが本題のジャイアンメソッドです!!
エッジ攻略法

潮止まりや極端な緩潮でない限り、水深よりも少し重めのルアーを選択します。(自分が良く使うのは鉄板系バイブレーションや小型のジグ、大型スプーン、スピンテール等です。)

重めのルアーを選択するのは、複雑に入り組んだリーフエッジ付近の乱れた潮流にも負けない為です。

①出来る限り遠投し、テンションフォール。着底感を得るか、ある程度のカウントダウンで底付近までルアーを送り込みます。

②着底したら(カウントダウンしたら)、すぐにリール1回転の1回縦シャクリ(ワンピッチショートジャーク)を素早く3~5回程度入れます。

③ロッドは立てたまま、テンションフォールで次の着底を待ちます。この時にアタリが出るので、ラインテンションを張ってアワセましょう。

④魚がルアーの後ろからバイトした場合、手前の根に潜られる危険性がありますので、ラインテンションを抜かず、ゴリ巻きして下さい。

⑤明らかに大物がヒットして、魚が根に向かった場合は、素直に船長にフォローを入れて貰いましょう。捕獲率がグッと上がります。

⑥あとは技術と強運(笑)





ジャイアントバラハタ


タマン③




細かい事を書き出すとキリがありませんので、『もっと詳しく教えて~!!』って人は、コソっと教えます(*´∀`*)




という訳で、ティーダ(太陽)サンサンの沖縄。日焼け対策と水分補給はしっかりと!!

家でジッとしていないで、先ずはトロピカルで、ワイルドなオキナワン ボート フィッシングに出かけてみてはどうですか?


  
Posted by F.G.S.J-CREW at 18:44Comments(0)考察

2014年12月19日

極細PEで沖縄SULゲーム(前編)

皆さん、こんにちわ。
J-CREWのジャイアンですヽ(*´∀`)ノ

先週の寒波到来から、グッと気温も下がり、寒い日が続いている沖縄ですが・・・
極細PEライン(RAPALA RAPizm-X 0.09号)を使って、メッキやコトヒキ達とSULゲームを楽しんでおります。

当初、沖縄内外のアングラー様からは『沖縄で0.09号なんて、使うシチュエーションある?』と良く質問を受けました。
ULゲームが流行している今、小さなルアーを投げるに当たっては強度があり、滑らかで飛距離の稼げるPEラインが必要不可欠な存在であることは間違いありません。
もちろん、太ラインを否定するものでもありませんし、太ラインを使ったから釣れないというものでもありませんが、極細ラインを使ってのSULゲームは私の釣りの1つの楽しみとなっています。

極細ラインを使うSULゲーム。その釣行に使うタックルはアジングやメバリング用、若しくは柔らかいトラウト用のロッドに500~2000番台のリールが基本となってきます。
勿論、沖縄にはメバルも、アジも、トラウトも居ません(ココでいうアジにはヒラアジ系は含みません。)が、沖縄の釣具屋さんには、何故か多くのメーカーさんのロッドが販売されています。

以前、移転前のブログでも紹介しましたが、私自身、SULゲームを楽しむ際のロッドは・・・



このロッドに装着するリールですが’09ツインパワーの2000番に下巻きを入れた上でメインとなる0.09号を巻くようにしています。
リールに関して言えば、2000番以下の小さなものが扱いやすいように感じますが、ロッドとバランスが取れ、長時間の釣行でも疲れにくい自分に合ったリールを選ぶようにしています。
極細ラインを巻く際、リール選びに1つ注意する事と言えば、ベイルアームの支点です。


最近のリールはラインがアームを滑ってラインローラーに到達しやすい構造になっていますが、数年前の廉価リールに良く見受けられる取って付けたようなアームの支点を持つリールだと、ラインローラーに到達しないまま、ラインを巻くことがあり、それがライントラブル(キャスト切れ、ホツレ)に繋がるように感じます。勿論、高価なリールは必要ありません。それぞれがお財布に見合ったもので大丈夫です。全然問題ありません。

さて、いよいよ本題にもある極細PEラインの話。
冒頭にも書き記した通り、私は現在、RAPALA RAPizm-X 0.09号を使用しています。


このラインが発売された当初はラインの強度や対磨耗性、コストパフォーマンス、ノットと気になる事も多くありました。
リールに巻いた後も2~3日は投げられず。何故ならば、これまで触れた事のない0.09号という未知の世界だったからにほかなりませんが、実際にフィールドに立ち、少々ビビリながらキャストをした時にその感動は得られました。

『驚異的な飛距離』

わずか2g足らずのミノーがもの凄い勢いで飛んで行き、高切れしたものと思い込むほど。これがRAPizm-Xとの出会いでした。
視認性も良く、まさに超感覚の釣りが楽しめ、割とスレたフィールドであったとしても、ULルアーをその飛距離で扱う事が出来るので、釣果もバッチリでした。


長文になってしまいましたので、リーダーや結束についての話は、また次回にでも・・・。


  
Posted by F.G.S.J-CREW at 17:36Comments(1)考察